今まで自宅ではベヒシュタインの「Concert 8」という1973年製のアップライトピアノを使用していましたが、4枚目のソロアルバム「天空の楽園」のレコーディングにも使用したベヒシュタインの「M180」が2019年1月から自宅にやってきました。オールドベヒシュタインの良いところが全て凝縮された最後のピアノと言って良いでしょう。決してやさしいピアノではありませんが、サイズを超越した素晴らしい存在感があります。タッチに反応して多彩な表情を見せてくれますが、一貫しているのはベヒシュタインらしいたっぷり歌う音色、甘美なまでのハーモニーです。ささやくようなピアニッシモから大地を揺るがすフォルテシモまで、本当に素晴らしいピアノです。このピアノと更なる高みを目指して歩んで生きたいと思います。
「CHINITA」と「Rera」のレコーディングにはベヒシュタインの「C232」、「Kanto」のレコーディングにはベヒシュタインの「D282」、そして「天空の楽園」には「M180」を使用しています。ピアノ弾きの皆さん、ベヒシュタインピアノを是非チェックして下さい。
ベヒシュタイン・ジャパン 公式サイト