一番日本が快適なこの季節、私は渡辺貞夫さんのツアーで香港、台湾、マレーシアと暑い国に行ってまいりました。見知らぬ土地の人達が自分の演奏に反応して素敵な笑顔を見せてくれた時は本当に嬉しいです。一方では異なる文化や習慣の違いに戸惑うことも多々ありますが、そこから日本人である自分は何物か、というのが見えてきたりします。何と言っても音楽は世界共通語だというのを実感出来るのが嬉しいです。逆を言うと自分の演奏する世界共通語は相手に伝わるのか、もしそうでなければ自分の実力なんてまだまだ…、というところをはっきり突き付けられる事でもあります。そうは言っても自分にとってプラスになることは間違いありません。それでは毎日中華三昧だったツアーの様子をレポートしたいと思います。
香港島をバックに一枚撮ってみました。ツアーに出る前にDIMENSION FC会報の原稿を書き終えるはずが間に合わずこの写真と共に原稿をインターネットで香港から東京へ送りました。21世紀なんだからそんな事すぐ出来なきゃと思いつつ、海外でのインターネット接続は今回が初めてでしたが、いやー本当に便利ですね。
香港の街角で貞夫さんの特大ポスター発見!自分の顔写真も小さく載っています。何だか少し不思議な気分です。
香港のコンサート会場、Hong Kong Cultural Centre。(香港文化中心)ここはクラシックホールで360度座席がありました。