これが今回使用したベヒシュタインc-232です。そのふくよかで艶のある響きは本当に素晴らしい!弾いていて気分が良いのです。そこから生まれる気持ちの余裕が、レコーディングにプラスになったのは言うまでもありません。今回このピアノの使用を快諾して頂いた(株)ユーロピアノ様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
ソロアルバムということで、音楽も音楽以外にもやらなければならない事がたくさんあって大変でしたが、得る物が多く充実したレコーディングでした。今は少しでも多くの方々にこのアルバムを聞いて頂きたいし、多くの場所で演奏したい!という気持ちでいっぱいです。
さて、せっかくですから次はアルバム収録曲を1曲づつ解説してみたいと思います。皆さんが曲を聴いた印象と、作曲者の気分が同じだったり全然違ったりと色々あるかも知れませんが、どうぞお楽しみ下さい。